夜間に自動ドアが故障!深夜・営業時間外の緊急対応ガイド
「閉店作業中に自動ドアが閉まらなくなった——このまま帰れない」
飲食店の深夜営業、コンビニの24時間対応、病院の夜間救急、マンションの共用エントランス。自動ドアの故障は、昼間よりもむしろ夜間・営業時間外に起きたときのほうが深刻です。修理業者の多くは日中の営業。管理会社にも連絡がつかない。防犯面の不安も一気に高まります。
この記事では、夜間に自動ドアが故障した場合の初動対応、24時間対応業者の見つけ方、今すぐできる応急処置、そして夜間修理にかかる費用の実態まで、すべてを網羅します。
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夜間に自動ドアが故障した場合の初動【5つの判断ポイント】

夜間の自動ドア故障は、昼間とは異なる判断が必要です。「修理」よりも先に「安全の確保」と「防犯対策」が最優先になります。
1. 人の安全を確認する
まず、ドア周辺に人が挟まっていないか、閉じ込められている人がいないかを確認します。自動ドアが急停止した場合、ドアとドア枠の間に手や体が挟まる事故が起こり得ます。特に高齢者や子どもがいる施設では、最初に安全確認を行ってください。
2. 故障の種類を見極める
夜間のドア故障は大きく2パターンに分かれます。この見極めが、次の行動を決めます。
| 故障パターン | 状態 | 緊急度 |
|---|---|---|
| ドアが閉まらない | 開きっぱなし or 半開き | 最高(防犯・空調に直結) |
| ドアが開かない | 施錠状態 or 完全停止 | 高(閉じ込め・出入り不可) |
3. 電源・ブレーカーを確認する
夜間の故障で意外と多いのが、清掃や閉店作業中にブレーカーを落としてしまった、電源プラグが抜けたというケースです。自動ドアの電源スイッチ(通常はドア上部の無目カバー内)とブレーカーを確認してください。電源の入れ直しだけで復旧する場合があります。
原因の切り分け方は「自動ドアが開かない!原因と今すぐできる対処法」で詳しく解説しています。
4. 管理会社・オーナーに連絡する
テナントビルやマンションの場合、自動ドアの修理権限は管理会社やオーナーにあります。深夜でも緊急連絡先が設定されていることが多いため、以下を確認してください。
- 管理室・防災センターの緊急電話番号
- 管理会社の夜間連絡先(契約書やエントランス掲示板に記載)
- 警備会社への連絡先(機械警備が入っている場合)
5. 「今夜中に修理が必要か」を判断する
夜間修理には割増料金がかかります。すべての故障が今すぐ修理を必要とするわけではありません。以下の基準で判断してください。
| 状況 | 判断 |
|---|---|
| ドアが閉まらず施錠できない | 今夜中に対応が必要(防犯リスク) |
| 24時間営業で出入りが必要 | 今夜中に対応が必要(営業継続) |
| 病院・介護施設で避難経路に支障 | 今夜中に対応が必要(人命に関わる) |
| 閉店後でドアは施錠できている | 翌朝の対応でOK(割増を避けられる) |
| ドアが開かないが別の出入口がある | 翌朝の対応でOK(代替経路で対応) |
24時間対応の修理業者の探し方

夜間に修理を依頼する場合、最大の壁は「どこに連絡すればいいかわからない」ことです。事前の備えがなければ、深夜にゼロから業者を探すことになります。
メーカーの24時間サポート窓口
大手自動ドアメーカー(ナブテスコ、寺岡オート、千住テクノなど)は、24時間対応のサポートデスクを設けている場合があります。自動ドアの無目カバーや取扱説明書にメーカー名と連絡先が記載されているため、まずはそこを確認してください。
メーカー対応のメリット:
- 自社製品の構造を熟知しているため確実
- 純正部品をストックしている可能性が高い
- 保証期間内であれば無償修理の対象になることがある
独立系修理業者の夜間対応
メーカー以外にも、自動ドアの修理を専門とする独立系業者が存在します。メーカーよりも費用が安い傾向がありますが、夜間対応の可否は業者によって異なります。
探し方のポイント:
- 「自動ドア 修理 24時間 +地域名」で検索
- Googleマップで「自動ドア修理」と検索し、営業時間を確認
- 管理会社やビル管理の担当者に提携業者を聞く
事前に「夜間対応業者リスト」を作っておく
夜間の故障で最も苦労するのは、深夜にゼロから業者を探す状況です。以下の情報を事前にリスト化し、管理室やスタッフルームに掲示しておくことを強く推奨します。
| 項目 | 記載内容 |
|---|---|
| メーカー名・型番 | 無目カバーのラベルに記載 |
| メーカーサポート電話番号 | 24時間対応の有無も記載 |
| 提携修理業者の連絡先 | 夜間対応の可否・追加料金も記載 |
| 管理会社の緊急連絡先 | 夜間専用番号がある場合はそちらを記載 |
| 警備会社の連絡先 | 機械警備の解除が必要な場合 |
夜間の応急処置——手動ロック・仮施錠の方法

修理業者の到着まで、あるいは翌朝まで持たせるための応急処置を解説します。最も多いケースは「ドアが閉まらない・施錠できない」という状況です。
手動でドアを閉位置に戻す
自動ドアが開いたまま停止している場合、手動で閉位置に戻します。
- 電源スイッチをOFFにする(復旧時の誤作動防止)
- ドアの端を持ち、ゆっくりとスライドさせて閉じる
- 完全に閉まったことを確認する
手動ロック(シリンダー錠・サムターン)で施錠する
ドアを閉位置に戻せたら、手動ロックで施錠します。
- シリンダー錠: ドア下部の鍵穴に鍵を差し込み、施錠方向に回す
- サムターン: 室内側のつまみを施錠位置に回す
- 電気錠: 停電や故障で電気錠が動作しない場合は、手動切替スイッチ(多くは無目カバー内)で手動モードに切り替えてから施錠する
ドアが閉まらない場合の仮施錠
ドアが物理的に閉位置に戻らない場合(モーター故障やレールの変形など)は、以下の方法で仮施錠を行います。
| 方法 | 手順 | 注意点 |
|---|---|---|
| 養生テープ固定 | ドアとドア枠をテープで仮固定 | 風で剥がれる可能性あり。あくまで一時的 |
| ドアストッパー | ドアの隙間にストッパーを挟む | ドアを完全には閉められない場合に有効 |
| チェーンロック | ドアハンドルとフレームをチェーンで繋ぐ | 南京錠があればより防犯性が高い |
| 仮設バリケード | ドア前にパーティションや什器を設置 | 防犯目的というよりは侵入抑止 |
店舗・商業施設特有の対応については「店舗・商業施設の自動ドア修理ガイド|営業中の対応と費用」も参考にしてください。重要: いずれの方法も完全な防犯対策にはなりません。高額商品や現金を扱う店舗の場合は、警備員の配置や警備会社への通報を最優先にしてください。
夜間修理の費用——割増料金の実態

夜間の緊急修理には、通常料金に加えて割増料金が発生します。「思っていたより高い」とならないよう、事前に相場を把握しておきましょう。
夜間割増の料金体系
| 時間帯 | 割増率の目安 | 具体例(通常の出張費1万円の場合) |
|---|---|---|
| 18:00〜22:00(夜間) | 25〜50%増 | 12,500〜15,000円 |
| 22:00〜翌6:00(深夜) | 50〜100%増 | 15,000〜20,000円 |
| 土日祝(日中) | 25〜50%増 | 12,500〜15,000円 |
| 土日祝(深夜) | 75〜100%増 | 17,500〜20,000円 |
夜間修理の費用内訳
夜間修理の総費用は、以下の項目の合計になります。
| 項目 | 費用目安(夜間割増込み) |
|---|---|
| 出張費・診断料 | 10,000〜20,000円 |
| 技術料(作業費) | 15,000〜40,000円 |
| 部品代(必要な場合) | 実費(部品による) |
| 深夜割増 | 上記合計の25〜100% |
| ケース | 費用目安 |
|---|---|
| センサー調整・清掃(軽作業) | 20,000〜40,000円 |
| ベルト交換 | 40,000〜70,000円 |
| モーター交換 | 120,000〜250,000円 |
| 制御盤交換 | 150,000〜300,000円 |
割増を避けるための判断基準
前述の「今夜中に修理が必要か」の判断と合わせて考えると、翌朝まで応急処置で持たせられる場合は、日中の通常料金で修理したほうが3〜5万円の節約になります。ただし、防犯リスクや営業への影響とのトレードオフです。費用だけで判断せず、リスクの大きさを基準にしてください。
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まとめ

夜間の自動ドア故障は、「安全」「防犯」「費用」の3つを同時に判断する必要がある、最も難しい故障シナリオです。
| 項目 | ポイント |
|---|---|
| 初動 | 人の安全確認 → 故障パターンの見極め → 電源確認 → 管理会社連絡 |
| 業者の探し方 | メーカーの24時間窓口 → 独立系業者 → 事前リスト化が最善策 |
| 応急処置 | 手動で閉める → シリンダー錠・サムターンで施錠 → 仮施錠 |
| 費用 | 夜間割増は25〜100%。軽作業で2〜4万円、部品交換で12〜30万円 |
| 判断基準 | 防犯リスクがあれば今夜中に対応。施錠できていれば翌朝でOK |
- 自社・自施設の自動ドアのメーカー名・型番を確認する
- 24時間対応の修理業者リストを作成し、管理室に掲示する
- 手動ロック(シリンダー錠・サムターン)の鍵の保管場所を全スタッフに共有する
よくある質問(FAQ)

Q1. 夜間に自動ドアが故障した場合、まず何をすべきですか?
A. 最優先は人の安全確認と防犯対策です。ドア周辺に挟まっている人がいないかを確認し、ドアが閉まらない場合は応急処置で仮施錠します。その上で、電源・ブレーカーの確認を行い、復旧しなければ管理会社または修理業者に連絡してください。深夜でも管理会社の緊急連絡先に繋がる場合が多いため、まずは連絡を入れることが重要です。
Q2. 深夜に修理を頼むと、どのくらい割増料金がかかりますか?
A. 一般的に、22時〜翌6時の深夜帯は通常料金の50〜100%増しになります。たとえば、日中の出張費が1万円の業者であれば、深夜は1.5万〜2万円が目安です。技術料や部品代にも割増がかかる業者とかからない業者があるため、依頼前に「総額でいくらになるか」を必ず確認してください。防犯上の緊急性がなければ、翌朝の通常料金での対応を検討するのも一つの判断です。
Q3. 修理業者が来るまでの間、ドアが閉まらない場合はどうすればいいですか?
A. まず電源をOFFにしてから、手動でドアを閉位置に戻し、シリンダー錠やサムターンで施錠を試みてください。ドアが物理的に閉まらない場合は、養生テープでの仮固定やチェーンロックなどで応急的に塞ぎます。ただし、これらは完全な防犯対策にはならないため、高額商品を扱う店舗では警備員の配置や警備会社への通報を併用してください。翌朝まで待てる状況であれば、無理に自分で対処せず業者の到着を待つのが安全です。
電話: 092-791-9640(9:00〜18:00・土日祝対応)
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